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【Jリーグ】シーズン移行はいつ?メリット・デメリットは?理由は?まとめて徹底解説!

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こんにちは!こつめです。

本日は日本のプロサッカーリーグであるJリーグのシーズン移行について徹底解説したいと思います。

シーズン移行というものに対して、様々な意見がサポーターの中で飛び交っていますが、

内容をあまり知らないという方も多いように感じます。

実は私もあまり概要を理解していませんでした。

Jリーグが公式に動画や資料を出しており、私は理解を深めることが出来ましたので、

もしあまりわからないという方がいらっしゃれば参考になる記事を作れればと思い、

この記事を作ることにしました。

カワウソ君
カワウソ君

・シーズン移行は賛否あるけど、なんで移行する必要があるの?

・いつから移行するの?

・メリット、デメリットは?

・降雪地域にとっては不利では…?

・検討の段階?それとも決定事項?

皆様の中で上記のような疑問を持っている方はいらっしゃいませんか?

この記事を読めばすべて解決しますので、是非参考にしていただければと思います。

そもそもシーズン移行とは?

Jリーグが2024年5月15日で開幕31周年を迎えます。

この31年間のシーズンは2月開幕〜12月閉幕という期間で開催されてきました。

その期間を秋開幕〜春閉幕という形に変えようという話が

シーズン移行と呼ばれているものになります。

何故シーズン移行するのか?

では、何故シーズン移行を検討するのか?というポイントですがいくつかの理由があります。

1. 外部環境の変化

ACLのシーズンが2023年から変更になった。

ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)の開催期間が2023年から変更になりました。

変更後の期間は8月から5月という期間で、日本のクラブは大会途中で移籍が発生し、

選手が入れ替わったり、場合によっては監督が変わったりするという変化が生じる状態

大会を戦わなければならなくなりました。

このことは、チーム作りにおいても色々と難しいことが多く

ACLのシーズンに合わせてJリーグのシーズン移行も検討したほうが良いのではないか?

という流れのきっかけになりました。

クラブワールドカップの規模が2025年から大きくなる。

クラブワールドカップの規模が大きくなります。

今まではサッカーの本場、ヨーロッパから1チームが参加する大会でしたが、

2025年移行はヨーロッパから12クラブが参加する大会へと変わります。

今までJリーグのクラブは世界と戦うという目標よりも、

アジア戦うという目標になっていましたが、この大会規模の変更により

世界のトップクラブ真剣勝負出来る環境が誕生しました。

世界と戦えるJリーグを作るためにも、シーズン移行をすることで様々なメリットがあると判断し、

シーズン移行の検討の1つのきっかけとなりました。

2. 日本サッカーにとっての最適なカレンダーとはなにか?

Jリーグが始まった30年程前と現代とでは環境が大きく変わりました。

例えば気候もその1つです。地球温暖化などの影響で夏場の平均気温も大きく上がり、

プレーをする選手にとっては生命の危機を感じる暑さになっていると言います。

そうなったときに、今のシーズンで良いのか?という話になると思います。

ただ、観戦するサポーター目線で考えたときに冬場の観戦が増えるとつらいですよね。

様々な目線から最適なカレンダーを模索する必要があるという発想がシーズン移行の検討を

始めるきっかけになったようです。

シーズン移行をすることのメリット・デメリット

では、シーズン移行をするメリットデメリットはどのようなものがあるのかを見ていきましょう。

シーズン移行のメリット

メリット1 Jリーグを”世界と戦う舞台へ”

Jリーグを”世界と戦う舞台へ”進化させることに繋がります。

総走行距離やハイインテンシティのデータの統計でこのことを説明します。

ヨーロッパではシーズン序盤から徐々に上がっていき、終盤に下がる「山型のカーブ

Jリーグではシーズン序盤から中盤(夏場)にかけて徐々に下がり、終盤に上がる「谷型のカーブ

となっているそうです。

やはり夏場の暑さの中では強度の高いパフォーマンスを維持することは難しく、

日本の場合は強度が下がっていく傾向にあるそうです。

谷型のカーブ」はコンディションを落とさないよう耐える状態になるのに対して、

山型のカーブ」は自分の限界・高みを目指す状態となります。

この2つの違いにより、

アスリートとしての到達する最高地点は大きく変わるのではないか?

という議論がされています。

Jリーグの理念等を照らし合わせても、「山型のカーブ」を目指していくのが良いのではないか

という話となっているそうです。

メリット2 ACLシーズンとの一致

先程記載した通り、

現行のシーズンの場合はチーム内の変化を抱えながらACLを戦うことになります。

すこしでもチーム内の負担を減らすことにより、

ACLで勝ち抜く可能性は少しでも高くなるかと思います。

さらに国内だけではなく、世界で戦うことによりJリーグの価値を上げることにも繋がります。

国内に1つでもビッククラブを作ることにより、有名企業のスポンサーが付いたり、

1クラブだけではなくJリーグ全体の利益につながります。

メリット3 欧州シーズンとの一致

3つ目のメリットは欧州シーズンと一致することです。

一致することのなにがそんなに良いことなのか?と思う方もいらっしゃると思います。

近年、Jリーグから海外のリーグに移籍をする選手がかなり多くいます。

その移籍した選手の大半は夏(シーズン途中の移籍)のタイミングでの移籍となっています。

そうすると、Jリーグクラブとしてもシーズン途中で主力選手が抜けることにより

再度チーム編成をしなければなりません。

また、じゃあ日本のオフに移籍をさせれば良いではないか。と思われるかと思いますが、

ヨーロッパの市場を見ると夏の移籍に多く移籍金が掛けられています。

これはオフシーズンに大きく補強をするということから当たり前のことかと思いますが、

日本のオフシーズンは欧州シーズンの真っ只中となり、移籍金があまり掛けられないという

チームも多くあり、選手にとってもチームにとってもデメリットが増えてしまうのです。

シーズン移行をして欧州シーズンと一致することにより、

選手の移籍もしやすくなりますし、移籍金としてJリーグのクラブも恩恵を受けられるのです。

シーズン移行のデメリット

では、続いてデメリットをご紹介していきましょう。

様々なデメリットがありますが、主に議論されているものを中心にご紹介させていただきます。

デメリット1 冬場開催による降雪地域のクラブへのデメリット

秋〜春シーズンとすると冬場の降雪期間に試合をすることが増えることが懸念されています。

雪が降って試合が出来ないということ、冬場の練習会場の確保、

寒い中で観戦しなければいけない交通機関が乱れてそもそも会場までいけないなど

様々なトラブルが想定されます。

このことの対策として、ウィンターブレイクを設けることやJリーグ・JFAからの支援などの

検討をしているようです。

デメリット2 スポンサー・パートナー企業・自治体などとの年度のズレ

日本の場合、ほとんどの企業が4月始まりの年度を採用しています。

シーズンが移行することによりスポンサーや自治体などのステークホルダーとの

年度のズレが発生します。

年度がずれることにより、スタジアムの確保が難しくなったり、

高校生や大学生のチームの加入時期を検討しなくてはならなくなったりと

色々な調整が必要になります。

デメリット3 試合の開催期間が短くなる

降雪地域のクラブへのデメリットの対策として、ウィンターブレイクを設けるということを

ご紹介しましたが、その期間が発生することにより試合の開催期間が短くなるという

デメリットがあります。

デメリット4 移籍関係のデメリット

移籍がしやすくなるということをメリットとして紹介させていただきましたが、

逆を返すと有望な選手がどんどん海外に出て行ってしまう可能性があるという

デメリットにもなります。

また、ヨーロッパとはシーズンが一致するのですが、

日本で活躍する外国籍選手の中で多い、ブラジルのリーグとはシーズンが異なってしまうため、

ブラジルからの移籍などで弊害が出る可能性があるというデメリットもあります。

1〜4のデメリットや課題点の解消できること一定目を瞑らなければならないこと

をJリーグ内で議論を重ねて検討していくようです。

Jリーグ・JFAからの支援案

先程ご紹介したデメリットを解消するために、Jリーグ・JFAとして予算を取っているそうです。

例えば、キャンプ費用増額分の支援施設整備への支援などを検討しているようです。

この支援に関しては、降雪地域に限定ではなく不公平が出ないようにある程度バランスを保って

全体的に支援を行う予定とのことです。

もちろん、チームによっての偏りは出ると思いますが、Jリーグチームからも自分たちで

どうにかできるところはどうにかするという努力をするべきという意見も出ているようで、

あくまでも支援という形になるようです。

シーズン移行は検討段階?それとも決定事項?

メリット・デメリットがあることはわかりましたが、

シーズン以降は検討事項なのか?それとも決定事項なのか?

と思われる方もいらっしゃると思います。

結論をお伝えすると、シーズン移行は決定事項です。

2023年12月19日に行われたJリーグの理事会にてシーズン移行を実施することが決議されました。

決議はされましたが、残っている課題点については引き続き継続検討をしていくということで

発表されています。

シーズン移行はいつされる?

では、いつシーズン移行がされるのでしょうか?

今のところ2026‐2027シーズンから移行予定です。

2026‐2027シーズンは8月1週目頃に開幕・5月最終頃に閉幕というスケジュールで、

降雪期間の12月3週目頃〜2月3週目頃はウィンターブレイクとする予定と発表されています。

移行期はどうするの?

2年後のシーズンに移行するにはどのように移行していくのか気になっているひともいますよね?

どのようにして移行していくのかは、結論まだ決まっていません。

2025‐2026シーズンを0.5シーズンにするのか?それとも特別大会にするのか?

昇降格はありにするのか?賞金を用意するのか?など様々な選択肢の中で現在検討中のようです。

新しい情報が出るのを楽しみに待ちましょう。

参考動画・資料

今まで記載させていただいた内容がシーズン移行のざっくりした概要になります。

本記事は、Jリーグが公開しているYoutube動画・資料を参考に作成しています。

Youtube動画も2024年5月時点で4本公開されており、合計3時間半近くありますので、

本記事にて概要を掴んでいただいて、気になる方は動画をご覧いただければと思います。

YoutubeチャンネルJリーグ公式チャンネルより
YoutubeチャンネルJリーグ公式チャンネルより
YoutubeチャンネルJリーグ公式チャンネルより
YoutubeチャンネルJリーグ公式チャンネルより

参考資料:Jリーグ『シーズン移行』〜次の30年に向けて〜

まとめ

こつめ
こつめ

・Jリーグのシーズン移行はすでに行われることは決定しました。

・移行する時期は2026‐2027シーズンからの予定です。

・どのように移行していくのかは今のところまだ決まっていません。

・シーズン移行には様々なメリット・デメリットがありますが、Jリーグを世界と戦う舞台にするためにも有効な手段だと言えます。

・残された課題点・支援策などに関しては継続検討している状態ですので、今後発表があるのを待ちましょう。

では、本日はここまでです。

様々な意見が飛び交うシーズン移行についてですが、

メリット・デメリットそれぞれを理解しておくと

選手にとって、自分たちにとって良い部分はどんなことなのか?

を考えやすくなるかと思います。是非、理解を深めてJリーグをもっともっと盛り上げていきましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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